最近、アガベよりも面白いと感じているのがビカクシダ。去年小さな苔玉で買ったビカクシダ(たぶんビフルカツム)の貯水葉が梅雨頃から急激に成長しているのが楽しく、ビカクシダ自体に興味が湧いてきました。
原種は18種類と言われているビカクシダですが、その中でもひときわ特徴的な佇まいを見せるのはリドレイ(Platycerium Ridleyi)。珍奇な姿だなあと思ってはいたのですが、某オークションで思いのほか安く買うことができて、我が家に招いてしまいました。
2014年6月19日
当初の姿。最初見たときは本当にキャベツだと思いました。想像を超えるキャベツ感。百聞は一見に如かずのキャベツ感。率直に「変な植物に手を出してしまった」という感想。
2014年7月10日
草体の上下がわからず、板付けをやり直すこと数度。その度にリドレイの貯水葉は痛み、茶色く変色していきました。一方、胞子葉はいい具合に成長しているのですが何だか向きがおかしい。
2014年8月26日
やがて貯水葉は完全に枯れ、大丈夫なのかとヒヤヒヤする時期が続きます。そんな折に現れた希望の萌芽。その姿は、紛うことなき貯水葉です。なお、向きがおかしかった胞子葉は、新しい胞子葉の進行を邪魔していたのでカットしました。
2014年9月9日
そして現在。リドレイの貯水葉は、立派なキャベツを感じさせる成長を遂げています。なんとか無事に株全体を覆って欲しい。そして願わくば、向かって左側も貯水葉を展開させて欲しい。
まだまだリドレイから目が離せない日々が続きそうです。
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