2014年9月11日木曜日

3 of Agave Victoriae-Reginae(笹の雪)

一般的にアガベと聞いて思い浮かぶのはどんな姿でしょうか。アメリカーナあたりは基本として、あとは吉祥天などのパリー系や、雷神や吉祥冠などのポタトラム系、あるいはチタノータなんかもアガベだというのは感覚的に理解できます。

しかし笹の雪はどうか。アメリカーナや雷神、吉祥天などと同じ仲間だと初見で理解できるでしょうか。年数が経ち、球体的に完成された株を見ると、むしろ植物にさえ見えないかもしれない。アガベは「Sculpture(彫刻)」とも喩えられますが、笹の雪に至っては特にそれが顕著です。

そんな笹の雪は特別に好きな種類のひとつなのですが、やはり他のアガベとは別物として見ている気がしますね。育てる上で気を使う点も違うと思います。

輝山はすっかり斑が褪せてしまって、まるで無地のよう。名前負けもいいところです。貴様なんて「輝」を取ってただの「山」だ!。


氷山。黒いプラスチックの4号鉢に植え替え後、しばらく動きがなかったので心配していたのですが、じわじわと葉が開き始めました。鉢裏の穴からも白い根が伸びているのを確認できましたし一安心といったところです。


ダルマ葉の笹の雪の仔株。実は親株は腐って死んでしまいました。湿気と高温が原因かと思われます。やはり笹の雪は乾燥気味に育てた方がいいですね。


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